本好きフクロウの速達便|ただ児童書を紹介したいだけのブログ

子どもに本を読ませたいお母さん・お父さん必見! 高校生が1人で作る児童書フリペ『本好きフクロウの速達便』公式ブログ。フリペの大部分の内容、効果的な読み聞かせの方法、おすすめの絵本・児童書などを紹介しています。

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「本好きフクロウの速達便」をご開封いただき、ありがとうございます!

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このブログは、本好きフクロウの速達便|ただ児童書を紹介したいだけのフリーペーパー の公式ブログです。

 

このブログでは、フリーペーパーにも掲載しているおすすめの児童書を紹介する記事や、読み聞かせに関する記事、フリーペーパー発行の裏話などをあげています。

 

 目次

「本好きフクロウの速達便」とは?

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子どもの頃の豊富な読書経験と、高校生になって得た大人の視点。

これらを併せ持つ「私」だからこそ、紹介できる絵本・児童書があります。

そんなことをコンセプトに、企画段階から、記事を執筆し、編集して、印刷・製本までを、男子高校生が全て1人で制作しているフリーペーパーです。

 

私が実際に子どもの頃に読んだ膨大な冊数の本の中から、高校生になった今でも心に深く刻まれている、本当に子どもたちに読んでほしい絵本・児童書のみを紹介しています。

 

 

例えば、創刊号となる1通目では、「旅する子どもの本」というテーマで

  • いたずら きかんしゃ ちゅうちゅう
  • ドリトル先生アフリカゆき
  • シーラスと黒い馬

を紹介し、「お医者さんのお話」というテーマで

  • よるのびょういん
  • 長い長いお医者さんの話
  • 名医ポポタムの話

を紹介しました。それぞれの記事はこちらの記事⇩

booklover-owl.hatenablog.com

booklover-owl.hatenablog.com

でも読むことができます。

 

また、ブログでは公開していませんが、小学校の図書館司書さんにインタビューをし、読み聞かせの極意について伺いました。

 

これらのフリーペーパーの全貌は、次号が発行されたときに前号を公開する、というようにして1回遅れで公開していこうと思います。

 

その他、ブログで公開している記事はコチラからどうぞ⇩

booklover-owl.hatenablog.com

 

 

なお、当ブログのご利用に関するプライバシーポリシーを公開しておりますので、ご一読いただけると幸いです。

booklover-owl.hatenablog.com

 

私と本

私は、小さい頃からたくさんの絵本や児童書を読んできました。その冊数は、絵本・児童書だけで優に4000冊は超えているでしょう。

 

では、なぜ、どのようにして、私はこれほどまでに多くの絵本・児童書を読破してきたのでしょうか?

 

1.読み聞かせで本に親しんだこと

まず、1つ目の理由として、私の母が大の本好きで、読み聞かせをたくさんしてもらっていたことが挙げられます。

 

もちろん私は覚えていないのですが、母は胎教として、私が生まれる前から、膨らんだお腹に向かって絵本を読み聞かせしていたようです。そんな母のもとに生まれた私の周りには、常にたくさんの本がありました。

 

まだ字など読めない私は、毎晩、母や父に、絵本の読み聞かせをせがんでいたそうです。その名残で、今でも家にある絵本を開くと、私が楽しみすぎたために破れてしまったページが至るところに見つかります(笑)

 

2.図書館や本屋によく行ったこと

そして、2つ目の理由は、1つ目と共通するところも多いですが、母や父が、私を週に1度はどこかしらの図書館に連れて行ってくれたことです。

 

借りたい本がたくさんある中で、貸出可能な冊数に収まるように本を選ぶ、こんな贅沢があって良いのでしょうか? 「この本は途中まで読んでいて、気になるから今借りよう」「これも借りたいけど、仕方ない、来週にするか」「うわー、これが借りれへんやん。そうや、棚の端の方に隠しとこ」(最後のは単なる迷惑ですが、)こうして必ず、毎週新しく出会った絵本や児童書が家にあったことは、少なからず影響していると思います。

 

また、気に入った本は、家計が許す限り、借りるだけではなく買ってくれたことも嬉しかったです。やはり、「自分だけの本」だと思うと、図書館で借りたときよりも、ワクワクしながら読めるのです。本屋さんでの立ち読みも、疲れるものの貴重な時間でした。

 

そして、そんな日々を続けていたとき、3つ目の理由に繋がる、ある転機が訪れます。それは母が、ある女性の子どもの本に関する講演を聞きに行ったことでした。

 

その女性は今西茂子さんといい、兵庫県篠山市で家庭文庫を営まれている方です。

 

その講演に感銘を受け、また今西さんが開いている家庭文庫、「文庫『もりのなか』こどものとしょかん」を知った母は、早速、私を「もりのなか」へ連れていってくれました。

 

3.文庫「もりのなか」の存在

この「もりのなか」が3つ目の理由にして、最大の理由です。

 

初めて「もりのなか」を訪れた際に感じた居心地の良さは、何年立っても褪せず、今でも私にとって大切な場所になっています。

 

引き戸をガラガラと開けて、「もりのなか」に入ると、小さいながらも本と愛情に包まれた心地の良い空間が迎え入れてくれます。天井付近まで届く壁一面を覆う本棚には、今西さんにより選びぬかれた約5000冊の絵本と児童書が並んでいます。

 

ソファでは、母親が子どもたちに向かって絵本を読み聞かせしています。反対側に目をやると、「もう帰る時間やで」との言葉が耳に入らないほど、本の世界に没頭している男の子が椅子に腰掛けているかもしれません。小学生の頃の私もそうだったと思います(笑)

 

そして、そんな子どもたちや母親たちの真ん中で、読み聞かせをしたり、本棚から次々とおすすめの本を紹介したりしている「文庫のおばちゃん」が、今西さんです。

 

そんな「子どもの本のスペシャリスト」とも言える今西さんから、「もりのなか」へ行く度に、たくさんの面白い本を紹介してもらい、私は数え切れないくらいの素晴らしい本と出会ってきました

 

そして、今では、それらの1冊1冊の絵本や児童書が、私にとってかけがえのない本となっているのです。

 

 この記事では「もりのなか」については書ききれそうにないので、別の記事に後日まとめることにします。お楽しみに!

 

フリーペーパー「本好きフクロウの速達便」の設置場所

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文庫「もりのなか」では、紹介した本も添えてディスプレイしていただきました。

東京子ども図書館や奈良県立図書情報館、絵本カフェ、学校図書館など、全国19カ所に設置していただいております(下記リストは随時更新しております)。もちろん文庫「もりのなか」にも!

 

見かけたら、是非、お家に連れて帰ってあげてください。無料配布なので、ご自由にお持ちくださいね。

 

設置をご希望の図書館・書店等の皆さまへ

docs.google.com

上記のお問い合わせフォームよりご連絡をいただけますと、相談の上、児童書フリーペーパー「本好きフクロウの速達便」をご希望の場所へお届けできます。

 

原則的には郵送させていただきますが、私は高校生であり、制作費用の削減の観点から、皆さまの図書館等で印刷可能な場合は、申し訳ございませんが、PDFデータをメールにてお渡しし、印刷をしていただきますようお願いすることがございます。ご了承ください。

 

※それぞれの設置場所をクリックしていただくと、それぞれの公式サイトにジャンプできます。コロナ禍の影響で休館・閉店となっている場合もございますので、事前に確認してからのご訪問をおすすめします。

 

東京都

東京子ども図書館(東京都中野区)

ブックハウスカフェ(東京都千代田区

Mucchi's Café(東京都杉並区)

 

大阪府

はっち大阪府大阪市

大吉堂大阪府大阪市

89cafe大阪府大阪市

絵本カフェ はびき堂大阪府富田林市)

 

兵庫県

文庫 もりのなか(兵庫県篠山市

絵本Cafe ANNE兵庫県神戸市)

ブックランドフレンズ兵庫県伊丹市

喜久屋書店 柏原店兵庫県丹波市

兵庫県内の小学校2校

 

京都府

キッズいわき・ぱふ京都府宇治市

 

奈良県

奈良県立図書情報館奈良県奈良市

絵本とコーヒーのパビリオン奈良県奈良市

 

福島県

南相馬市立中央図書館福島県南相馬市

 

北海道

北海道内の中学校2校

 

お問い合わせはコチラ

  • 設置をご希望の方
  • ブログ・フリーペーパーへのご質問・ご意見・ご要望・ご感想をお持ちの方
  • 子どもの本に関するご相談をされたい方

皆様のお問い合わせは、原則こちらのお問い合わせフォームから承っております。

docs.google.com

もし、送信の過程などで不具合のあった場合などについては、以下の連絡先に直接ご連絡いただいても構いませんが、Googleフォームからのご連絡よりも返答が遅れる場合がございます。ご了承ください。

 

 

▶児童書に関する相談や、ブログに対するご意見などは、

 

▶フリーペーパー「本好きフクロウの速達便」の設置についての相談や取材などは、

 

おまけ:Twitterアカウントもあります!

 「本好きフクロウの速達便」では、公式Twitterアカウントを運営しています。

 

こちらでは、毎日1冊、これまでに読んだ本のなかからオススメの絵本・児童書を紹介する【#きのうろ書房】というタグをメインに、このブログの更新情報、発行時の広報、私と図書館や子どもの本とのアレコレなど、さまざまなことを呟いております。

 

よろしければ、フォローしてください!

 

最後に

児童書フリーペーパー「本好きフクロウの速達便」は……

子どもの頃の豊富な読書経験と、高校生になって得た大人の視点。

これらを併せ持つ「私」だからこそ、紹介できる絵本・児童書があります。

そんなことをコンセプトに、企画段階から、記事を執筆し、編集して、印刷・製本までを、男子高校生が全て1人で制作しているフリーペーパーです。

 

私が実際に子どもの頃に読んだ膨大な冊数の本の中から、高校生になった今でも心に深く刻まれている、本当に子どもたちに読んでほしい絵本・児童書のみを紹介しています。

 

それでは、これからも児童書フリーペーパー「本好きフクロウの速達便」をよろしくお願いします!

 

 

過去の記事一覧はこちらからどうぞ⇩

booklover-owl.hatenablog.com

このトップページの下の記事は最新記事です。

 

 

読書感想文に関する私見

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最近、読書感想文の意義について、Twitterなどで議論が白熱していたので、所感を書いてみます。(書き終わるまでに時間がかかってしまいましたが……)

 

 

読書感想文とは?

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まず、読書感想文の辞書的な定義は、次のようになっています。

本を読み、その内容について感じたことを述べる文章。読後感想文。

 ──デジタル大辞泉

さて、別の辞典では下のように示されています。

読書指導の中の読後指導の一つで,読後の感想を文章で表現させたもの.読後感を書くことにより,自分の考えを確かめさせることを主な目的としている.書評の一種ともいえる.1955(昭和30)年から毎年行われている全国学図書館協議会毎日新聞社による「青少年読書感想文全国コンクール」など,各種の読書コンクールが開催されてきた.読書感想文を強要すると読書嫌いを増やすという批判がかねてから強いが,読書感想文を用いた読書指導が成果をあげてきたことも事実である.

 ──図書館情報学用語辞典

図書館情報学辞典にもあるように、読書感想文を書かせることが読書嫌いを誘発する、という批判は根強く、先日のTwitterでも読書感想文不要論が目立っていました。

 

しかし、私は、読書感想文により読書嫌いになる、という主張には反対です。

 

私自身の読書感想文の捉え方

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結論から言うと、読書感想文とは読破後の余韻を文字にしたものだと思います。

 

本を読み終わったとき、特にその本が素晴らしい作品であったならば、本を閉じたあと、裏表紙をじっと見つめてストーリーを噛み締めたり、登場人物一覧を眺めなごら「この後どうなっていくのだろう?」と思いを馳せたり、あらすじを読み直して「自分ならどうしただろう?」と想像したりすることがあるでしょう。

 

私は、読書感想文とは、その読み終えた心の中を、苦心しつつ文字にしていくものだと考えています。

 

その過程で、感動や悲しみ、愛などが混ざりあってもやもやした心境を、少しずつ原稿用紙に書き出していくことになります。やはり、「どのように表現すれば良いのだろう」と悩むこともあるでしょう。

 

しかし、その苦しみの中で、しっくりくる表現を見出したときの嬉しさ・楽しさ・気持ちよさが、子どもたちの文章力や表現力を引き上げてくれるのではないでしょうか。

 

だから、ただ、子どもたちの心がそのまま文章に映し出されていれば、その中身は、「主人公が〇〇をした場面に感動した」でもいいし、ただ「退屈だった」でもいい、「この一文が好きだ」という感想文でもいいのです。

 

読書感想文とは、読了後の余韻なのですから。

 

けれども、世の中の先生方は読書感想文を書く指導をされる際、

◯◯という理由・きっかけでこの本と出会い、主人公が□□をする場面を読んで感動し、××だと思った。この本は◆◆ということを伝えたかったのだと思う。自分なら□□はできないので、これからは主人公を見習って△△できるように頑張っていきたい。

というような形式で書くように、と仰るでしょう。私が通っていた小学校の先生も、このように教えてくださったことを覚えています。仮に、こうした感想文を「優等生的作文」とでも読んでおきましょう。

 

もし直接口には出さなかったとしても、授業で使用される模範的な例は、こうした形式に則ったものかもしれません。その場合も、言外で「優等生的作文」を奨励していることになります。

 

私は、「優等生的作文」を書かせようとする指導が読書感想文を嫌いになる原因であり、またそれが読書嫌い・活字アレルギーを生んでしまっているのではないかと思います。

 

決して、読書感想文自体が、本と子どもたちを遠ざけてしまうわけではないのです。

 

なぜ、先生方は「優等生的作文」を書かせるのか?

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では、なぜ、授業で子どもたちは「優等生的作文」を書くように教わるのでしょうか?

 

そこには、先生方のある潜在意識が関わっていると思います。その意識とは、「読書は学びである」です。

 

確かに、大人向けの本、特に自己啓発書や「学び直し数学」のような本は、学びの要素が強いのは否めません。また、教師になるぐらいですから、向学心・向上心が強く、こうした本をたくさん読んでいる人もいることでしょう。

 

しかし、そうした本と子ども向けの本とを同じ次元で考えてはいけません。なぜなら、子ども向けの本はまず第一に子どもたちを楽しませるために書かれた作品がほとんどだからです。

 

もちろん、たいていの児童文学は、何らかのメッセージを込めて創作されていますし、私の児童書フリーペーパー「本好きフクロウの速達便」でもそうしたメッセージまで伝わるように紹介することも多いです。こうしたメッセージは、もちろん子どもたちが本から学ぶものです。

 

けれども、そのメッセージは、必ず受け取らなければいけないものではありません。

 

ですから、必ずしも、読書は学びには繋がらないのです。

 

読書感想文に本のメッセージは無くても良い!

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本を読んでいるとき、感想文を書いているとき、寝る前にベッドの中で、数年後に読み直したとき……。もちろん、読んでいるその時や感想文を書いているその時にメッセージに気づいたなら、感想文にそのメッセージを書いてみるのも良いと思います。

 

しかし、感想文には、あくまでも読んだ後の余韻を書けばそれでいいのです。

 

気づいたメッセージが心に響いたなら、それが余韻としていつまでも胸に刻まれるでしょうから、それを感想文にしたためてみましょう。

 

メッセージに気づかなければ、心に残ったシーンやかっこよかったセリフを書き記せばそれで良いのです。例えば、大きくなって同じ本を読んだ後、その感想文を読み直せば、自分自身の成長を感じられるでしょう。

 

読み終えた直後に体が浸っている余韻を書いてください! それがどんな余韻であっても、立派な読書感想文になると思います。

 

「読書感想文」は継続されるべきなのか

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冒頭でも少し触れたように、「読書感想文があるから読書嫌いになる」という考え方には私は反対です。

 

というのも、先に述べているように、「優等生的作文」を書かせる指導が読書嫌いを助長する、と考えているからです。

 

無論、先生方が学校として「読書感想文」の課題を出す際、「コンクールで良い成績を!」と願うのも当然のことですし、実際にコンクールの入賞作品にも「優等生的作文」は散見されます。

 

そのため、読書感想文の書き方を指導するときにも、「優等生的作文」を紹介してしまうかもしれませんし、もしそうだとしても先生方を責めるわけにもいきません。

 

なぜなら、多くの児童は普段作文など書きませんから、ある程度、テンプレートを用意してあげる必要があるからです。そうすると、テンプレートとして最も教えやすく、また多く本に適用できる「優等生的作文」を教えることになってしまうのも不思議ではないのです。

 

では、もし仮に、読書感想文コンクールが廃止され、読書感想文の宿題もなくなったとしましょう。

 

Twitterで提案されていた代替案には

  • 本のPOPを書く
  • 本の帯を書く
  • 作者に送る手紙として書く

などがあげられていました。どれも、一理ある代替案に見えます。しかし、読書教育の観点から見ると、それぞれに欠点もあります。

 

POPや帯を書かせる案については、結局子どもたちは本を読まずに適当に終わらせてしまうのではないか、という不安が残ります。

 

というのも、本のあらすじだけであれば、近年のインターネットの発達によりググればすぐにストーリーを要約することができてしまいます。さらに、POPや帯の大きさは限られていますので、あらすじを書くだけで紙を埋めることができるかもしれません。また、先生方も評価することが難しいでしょう。なぜなら、本当に読んで書いたのか、調べた情報だけで書いたのかわからないからです。

 

これらの問題は、作者に手紙を送るという形式で書くとすれば解決できるでしょう。作者であれば、その手紙が本当に読んで書いたのかどうか判断がつきそうですから。

 

けれども、読書感想文で培われる主な能力に、「文章を要約する力」が含まれていることは確かです。作者への手紙であれば、作者はもちろん内容を知っていますから、あらすじは書けません。そうすると、要約力は育まれないでしょう。

 

とどのつまり、(読書感想文の執筆代行などを利用しなければ、)読書感想文を書かせることで、本を読んだかどうかを判別しやすく、また要約の力や表現力を評価することができるのです。

 

やはり、読書感想文は継続すべきだと言えるでしょう。現状、子どもたちに一定量の本を読んでもらい、それを確認できる方法が読書感想文しかないのですから。

 

子どもたちに読書が必要な理由

先ほど、「子どもたちに一定量の本を読んでもらい」と書きましたが、それについてはまた後日、詳しい記事を書こうと思います。

 

読書感想文に代わる新しい取り組み

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さて、私なりに読書感想文の代替案を考えてみました。

 

読書感想文が嫌だという人には、文字を書いて長い文章をつづることが苦手な人も多いでしょう。もちろん、作文能力の将来必要になってきますので、訓練していく必要はありますが、別に読書感想文で訓練しなくても良いのではないでしょうか。

 

「読書感想文を書かなければいけない」と考えると、楽しく読めたはずの本が途端につまらなく感じてしまう子どもたちも多いでしょう。そこでわざわざ、文章を書く練習をさせなくても良いと思います。

 

まずは、本を好きになってもらうことの方が大事ですからね。

 

そこで、私が提案するのはコチラ!

などの必ずしも文章を書かなくても良い取り組みです!

 

本のPOPや帯では、あらすじだけになってしまうかもしれず、また先生方にも読んだかどうかの評価を下す術がないので、読書感想文の代替案にはなり得ない、と書きました。

 

その問題は、ブックトークビブリオバトルを行うことで解消されます。なぜなら、ブックトークビブリオバトルでは、自分なりの感想や視点を交えて話さなければ、良いブックトークビブリオバトルのスピーチをすることはできないからです。

 

また、作者への手紙にはあらすじを書けない、という問題ももちろん解決できます。ブックトークビブリオバトルには、無論、あらすじやタイトルといった情報が欠かせません

 

つまり、ブックトークビブリオバトルをすることで、読書感想文で養われるあらすじの要約力や、自分自身の想いを表現する力を代わりに養うことができるのです。また、間の取り方など、スピーチの技術の向上も見込めます。

 

さらに、スピーチの際にジェスチャーなどを織り交ぜることができる子もいるでしょう。日本ではあまり一般的ではないかもしれませんが、英語などでのスピーチを成功させるためには身振り手振りが必要となります。そうした言葉だけに頼らずに聞き手に訴える力も培われるかもしれません。

 

ブックトークビブリオバトルなどの取り組みは、十分に読書感想文に取って代わる可能性を秘めているのではないでしょうか?

 

ただ、ブックトークビブリオバトルにも短所があります。

 

それは、授業時間を圧迫してしまうことです。1人3分ずつ話したとしても、40人学級であれば、読みたいと思ったかどうかのアンケートをとったりするだけで優にトータル5時間以上はかかってしまうでしょう。

 

先生方の貴重な授業時間を圧迫させてしまうことだけが、気がかりですね。

 

しかし、実はこの他にもブックトークビブリオバトルには別のメリットがあります。それは、これまでよりも、生徒が主体となったコンクールを開催できるのではないかということです。読書感想文は、書いたらそれを先生に提出して終わりでしたが、ブックトークビブリオバトルでは、実際に聞き手に向けて本を紹介することができ、より参加型のコンクールとなるのではないでしょうか。

 

 

まとめ

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本を読んで感じたことを表現する読書感想文ですが、私は「読後の余韻を文字にしたもの」だととらえています。子どもたちが自らの心の中の想いを試行錯誤しつつ文章にしているのならば、そこで書き記されるものは、本から読み取ったメッセージでも良いし、好きな一場面でも良い、お気に入りのセリフでも良いのです。

 

けれども、実際の学校での指導においては、

◯◯という理由・きっかけでこの本と出会い、主人公が□□をする場面を読んで感動し、××だと思った。この本は◆◆ということを伝えたかったのだと思う。自分なら□□はできないので、これからは主人公を見習って△△できるように頑張っていきたい。

 というような「優等生的作文」が模範とされ、それに従わなければいけないことが、読書嫌いを生んでしまっていることも事実です。しかしながら、現状では読書感想文が、子どもたちが本を読んだことを確認し、要約力や表現力、文章力を向上させるための唯一の手段とされています。

 

そこで、読書感想文に取って代わるものとして、ブックトークビブリオバトルを提案してみました。

 

読書感想文を通じて培われる要約力や表現力などが身につくだけでなく、作文では身に付けることのできない話術も同時に身につけることができると考えたのです。さらには、従来の「出して終わり」だった読書感想文コンクールとは違い、ブックトークビブリオバトルのコンクールでは、より生徒の主体性が尊重されたコンクールになるでしょう。もちろん、作文とは異なり、通常の授業時間を無理に削り、この活動のために充てなければならないという課題はあります。

 

しかし、読書感想文の代わりにブックトークビブリオバトルの活動に取り組むことは、一考の価値があるのではないでしょうか。

 

いずれにせよ、読書感想文とそれに関わる指導には、まだまだ改善の余地がありそうです。読書感想文やそれに代わる取り組みが、子どもたちと本とをつなぐ架け橋になってくれるよう、願ってやみません。

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2020/6/26 公開

2020/6/27 当ブログで使用しているアクセス解析ツール 加筆

2020/7/1 当ブログで使用しているアクセス解析ツール 加筆