本好きフクロウの速達便|ただ児童書を紹介したいだけのブログ

子どもに本を読ませたいお母さん・お父さん必見! 高校生が1人で作る児童書フリペ『本好きフクロウの速達便』公式ブログ。フリペの大部分の内容、効果的な読み聞かせの方法、おすすめの絵本・児童書などを紹介しています。

結局、読み聞かせって必要?

f:id:booklover_owl:20200505122622p:plain

読み聞かせって……要る?

読み聞かせは、子供の成長に欠かせないものだ。

私は、その言葉を信じない。

読み聞かせなんて、親の自己満足じゃないか。

それでも、人々は、口をそろえて言うだろう。

語り継がれてきた昔話を、子どもにも伝えていこう。

子どもと一緒に本を読む時間を、できるだけ毎日作ろう。

子どもに絵本を読み聞かせしてあげるべきだ。

しかし、そんな考えは馬鹿げている。

子どもは、何回も何回も同じ本の読み聞かせをねだってくる。

子どもの読書に付き合ってあげる時間なんて、無駄だ。

読み聞かせは、子育てに必要ない。

 

ここまで読んでくださったあなたへ。

文章を下から上へ、1行ずつ読んでみてください。

逆転劇が始まります。*1

 

つまり、私が言いたいのは……

結論、読み聞かせは子育てに必要!

 

 

なぜ読み聞かせが必要なの?

一人読みができればそれでいいんじゃない?

まず、字が読めなくて、読んでもらったことのない絵本を一人で読めないお子さん。問答無用で、読み聞かせをしてあげるべきです。子どもに、物語と触れ合う時間を作ってあげてください。

 

そして、一人読みができるようになったお子さん。私は、こうした子にも、読み聞かせをした方が良いと思います。なぜなら、まだまだ本を自力で読み続けるには、基礎体力が足りないから。

 

私の場合は、小学校2年生ぐらいまでは、科学読み物や長めの児童書などは、読み聞かせをしてもらっていました。母親が、私が「これ読んで!」とせがんだのに辛抱強く付き合ってくれたからこそ、今の本の虫の自分、高校の文芸同好会の会長としての自分があるんだと思います。

 

 

読み聞かせする時は、まず大人が楽しめ!

読み聞かせには、一人読み(そして将来の本の虫)への下地作り、という側面があります。読み聞かせが、一人読みへの基礎体力になるんです。

つまり、お母さん・お父さんは、読み聞かせを通して。子どもに文章のつながり方やお話の典型的な進み方、さらには、読書の楽しさを教えることになるんです。

 

こうした、読書に対する積極的な姿勢がまだ十分に育っていない子に、「一人読みをしなさい」と言っても、すぐに飽きて止めてしまうでしょう。

まずは、お母さん・お父さんが、本の楽しみ方を教えてあげなければいけないんです。

だから、なによりも、楽しく読み聞かせをしてあげることが大切です。

 

 

でも、正直めんどいし……YouTubeの動画じゃダメですか?

……ダメです。面倒臭い、というのは理解できますが……。

これには2つの意味があります。

 

まず1つ目の理由

読み聞かせは、親がするからこそ、大きな効果を持つんです。例えば、日本語の表現がちょっと難しくて、お子さんの顔に「?」が浮かんだとき、YouTuberは気づきません。でも、いつも一緒にいるお母さん・お父さんなら、素早く気付いてフォローすることができます。

私の母や父も、一生懸命、私の「?」に応えてくれました。それが無ければ、今これほどに「本の虫になって良かった」と実感することは無かったでしょう。

 

そして2つ目の理由

実は、読み聞かせ動画のうち、相当な数の動画は著作権侵害に当たる可能性が高いです。

www3.nhk.or.jp

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で自宅で過ごす時間が長くなっている子どもたちのために、絵本の読み聞かせ動画の投稿が広がるなか、出版各社は動画を許可なく公開すると著作権法に違反するおそれがあるとして、公開する場合は必ず事前に問い合わせてほしいと呼びかけています。

無断で公開されている本の読み聞かせは、著作権侵害以外の何物でもありません。しかし、著作権親告罪(被害者が直接訴えなければいけない権利)なので、全ての動画に対して訴えることは現実的ではなく、仕方なく、マナーを守ってほしいとお願いすることしかできていない状況です。

ということは、もしもこのまま無許可での読み聞かせ動画が増えれば、出版社からの新しい本が発売されなくなる……。なんてこともあり得ます。これでは、元も子もないですよね。

 

そういうわけで、私は、お母さん・お父さんによる読み聞かせを強くオススメします。

 

 

まとめ~ぜひ、お子さんに読み聞かせをしてあげて~

f:id:booklover_owl:20200505235941p:plain

  • 読み聞かせとは、子どもが「本の楽しみ方」を知り、一人で本を読み漁れるようになるために、必要不可欠!
  • だからこそ、大人が率先して本を楽しむことが大切
  • 面倒だからと言ってYouTubeに逃げるな:子ども一人一人に合わせた読み聞かせは親にしかできない。YouTubeの動画は著作権侵害に当たるものも多い。

 

ぜひ、寝る前などに少しでもいいので、毎日、読み聞かせの時間を作ってください。そして、お子さんと一緒に本を楽しみましょう!

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

まもなく発行予定のフリーペーパー『本好きフクロウの速達便』では、毎号の特集テーマに合わせ、親子で読みたい昔話や民話の絵本も紹介しています。

図書館や書店などで見つけたら、ぜひお持ちかえりください。

*1:わたしは、私。|西武・そごうを参考にいたしました。